言いたいことを言ってるだけ

今の所、毎月9のつく日に更新したい。叩かれるの怖い。

ライブで一番後ろになってしまった人に送るネタバレ

⚠️こちらの記事(https://enderrpgsmf.hatenablog.com/entry/2019/11/09/235905)での公約通り、きっちり2019年中に更新しました。一番後ろでもこんだけ楽しめたぞというのが伝わればいいので楽しみ方的なのを期待した方は今すぐブラウザバックしましょう。2019年12月31日

UNISON SQUARE GARDENさんのリリースイベントに行ってきた。
と言っても正確に言うとThank you rock bandとかの連携特典が当たったのだ。(この時点でちょっとした事件が起こり2時間川崎の街を歩き回って結構疲れきっているので言葉は無茶苦茶だ。しかも今日の睡眠時間は1時間というバカスケジュールなのでもう察してほしい)

先に明かしてしまうが私の整番は100番台だった。多分、運が良ければ前から3~5列目になれたはずだ。

しかし、あろうことか私は応募券等と交換した入場券を数分後に無くしてしまった
……みんな、覚えとこうな。
寝不足でライブに行くな

19時30分開演で大体1時間ぐらいのイベントでしたね。私が整番の関係で遅めに行った時のタイムリスト的なのも参考に載っけておきますね。
19時頃:700番台の呼び出し
19時15分:1220番台の呼び出し
19時20分:最後まで入場
19時45分頃(体感):開演
キャパは1300人ぐらいです。

引換券を無くしてしまい、しかも当選時にはここには書けない諸事情でご迷惑をおかけしてしまったのにも関わらず、臨機応変に対応して頂き、本当にありがとうございました。タワーレコードさんでしかCD買いま、か、かわ、か、あ……本当にお世話になりました!!
(ここまでライブ後に加筆修正済み)

なーんて前置きをライブ入場直前に書いてるんですけど。UNISON SQUARE GARDEN真面目にすごい。今、帰りの電車の中で「光のどけき春の日に」を聴いて無理矢理心を落ち着かせてるけど無理。体が動きたくて仕方がない。

最初は一番後ろで縮こまっていようと思ってたんですけど。電灯がフェードアウトした途端、前の方へ行く人達がいたのでついつい乗っちゃって。いつの間にか田淵さん側の後ろの方のポジションをとっていました。

ここがまあ本当にいいポジションでしたね自分的には。(某〇chに「迷惑なガキおったw」とか書かれるんじゃないかってビクビクしながら楽しんでましたね笑)

身長小さくて楽しめるかどうか、見えるかどうか心配になっている全国の邦ロックチビ。大丈夫だ!147cmは楽しかったぞ!

あのですね、普通にメンバー皆さんの顔が見えました。あ、ドラムの鈴木貴雄さんはギリギリ見えるかどうかの瀬戸際だったんですけど入退場は見えた!

まぁ、結論としては一番後ろでも楽しかったぞ!です。

以下、殆ど記憶と他の方のライブレポを参考に本当に軽く(ライブハウスデビューだったのでレポートに慣れてないため)レポートしていこう。ネタバレ嫌な人はブラウザバック推奨だ。

1.ラブソングは突然に 〜What is the name of that mystery?〜
まず最初にイントロから掴みに来た一曲。ドラムとギターのリズムが会場に響き渡った途端、背中全体に鳥肌がたちまくったのを覚えている。ライブハウスの感触を私は知らなかったのだが壁に音が吸い込まれていくのがとても面白かった。音は間違いなく私の頭、体、心臓に届いているのに何故かどこかへと消えていく。初っ端から音の方向を追いながら体を動かして聴く音楽は今までにない程にテンションが上がった。あれ、ライブレポってこんな感じでいいの?

2.徹頭徹尾夜な夜なドライブ
ここは照明の演出が印象的だった。赤と青の照明が対照的に辺りを照らしていた。
♪5.6.7.8!
で前にいたカップルのうち彼氏の方がジャンプをして彼女が頭を降ってと違う楽しみ方をしていたのが面白かった。あと、ジャンプした衝撃で彼氏さんの背中に飛び込んじゃったのは本当にごめんなさい。ポケモンの様に頭突きしてしまった。この場を借りて謝罪します。このライブ定番曲を聴けたのは本当に嬉しかったな。

3.スノウリバース
会場がシンと静けさに包まれた。最初、どうこの曲に対峙すればいいのかわからなかったが周りを見れば体を静かに揺らしている人、腕を上げている人などがいたので自分も何となくのっていた。やはりこの曲はB面集投票1位を獲得したこともあり、ライブで聴けて嬉しかった人も多いではないか。私は不思議と泣きそうになった。体はとても暑かったのに心がほんのり冷たくなった。冷気を纏った様な。伝わっている気がしない。今回のB面ツアーでもきっとこの曲をやったと思うが逆に言えばもうこの曲をライブでやることは相当数限られてくるのではないか。二度とないのではないか。斎藤宏介さんの大サビ前がとても印象に残った一曲だ。ライブハウスに静かに響く斎藤宏介さんの声は壁に吸い込まれていった。

4.シャンデリア・ワルツ
わからず屋には見えない魔法をかけられた。以上。

5.オリオンをなぞる
確か、この曲が終わった直後だったと思う。田淵智也がとんでもない微笑みを浮かべていたのだ。確かに私はこの目で見たんだ。誰も信じてくれなくってもいい。青春の中を生きる男子高校生の様な、はたまた公園で鬼ごっこをする小学生の様な、それはそれは本当に見てもよかったのかどうかわからない笑みを見た。私は禁忌を犯してしまったのではないかという焦燥感に襲われた。見てもよかったのかどうか分からないがあの時の田淵智也の笑みのことを書きたくてこの記事を書こうとしたぐらいだ。今でも瞼を閉じればあの時の田淵智也の微笑みを思い出せる。今回、一番言いたかったのは田淵智也の微笑みではないか。とまで言うとあまりにもこの文章が気持ち悪くなってしまう。しかし、それでも私は言いたい。あの人、本当にライブするのが楽しいんだ。絶対そうだ。あんな微笑み、多分、どんなに楽しくても私には一生出来ない。

6. 10% roll, 10% romance
この辺から記憶がむちゃくちゃ薄くなっている。他の方のライブレポを拝見したがそれでも全然思い出せない。音楽が聞こえてきてそれに体を委ねるのに必死になっていた。本当はもうこれ以上記憶を引っ張り出せないので筆を折ろうかと思いましたが一応頑張って最後まで書こうと思います。しかし、この曲に関してはこれしか言えないです。田淵智也さんがステージを舐めまわすように徘徊していたそうです。私は全く覚えていません。ごめんね。

7.5分後のスターダスト
ここから2曲連続でB面楽曲が奏でられる。元々B面ツアーの宣伝だし、そりゃそうだよな。ここの田淵智也の表情が個人的には印象的だった。コーラスを歌う彼は静かだった。斎藤宏介さんが2番のAメロを歌っている時、ずっと田淵智也さんを見ていたのだがやはり静かだった。その後にBメロで斎藤宏介さんを見て何故かハッと息を飲んでしまった。人に神秘性を与える楽曲だという印象がすっかり植え付けられてしまった。

ここでMCが入った。多分。MCの直後、静かめの曲だったなというのは覚えているから多分ここのはず。でも「今日初めて来た人?」って聞かれてすごい跳ねたあとの曲がとてつもなくテンション上がる曲だったからここじゃない気がする。あれ、どうなってるんだ。当日に書かないからこうなってるんですよね。本当にすみませんでした。MCのタイミングに関しては参考にしないでください。知っている人は知っているかもしれないが今回のライブの倍率は3倍だった。なぜだか分からないがこのライブは絶対当たるという謎の自信があったので3倍と聞いてとても驚いてしまった。いやぁ、今年は15周年のお祝いなんだから絶対行かなければならないという執念が実現してよかったです。2019年それが叶えられただけでも万々歳です。

8.僕は君になりたい
この楽曲は本当にずるい。

9.桜のあと (all quartets lead to the?)
いやもうこの曲はテンションが上がってしまう運命を位置づけられてますよね。私から言えるのはそれだけです。

10.Catch Up, latency
前述の通り、この辺は全然覚えていない。この曲は聴けるだろうと身構えてはいた。しかし、いざ目当ての曲が流れるとすごい全力でジョギングしていた。なんなら割と静かな♪SOSはランダムに~の所ですら軽めにジョギングしていた。もう、ジョギングの記憶しかない。すみませんでした。

11.シュガーソングとビターステップ
いやぁぁぁぁ、感慨深いですね。私はMステでこの曲を知り、字幕の歌詞を追って、YouTubeで曲を聴いてファンになりました。田淵智也がライブで化け物になることを知ったのはそれからなんと約半年後のことです。凄いでしょ。私、田淵智也さんの存在に半年も気が付かず歌詞を曲で追ってたんですよ。とにかく言葉に惹かれたんです、まず第一に。田淵智也の言葉が大好きで。そんな、出会いの曲というと気持ちが悪い気がしなくもないんですけど。B面ツアーではこの曲をやらないって言っていたんですけど結局本当にやらなかったんですか?

12.プログラムcontinued
歌詞が大幅に変わって今回披露された。20周年にまた歌詞をアップデートさせていくのだろうか。歌に有限性があるのは珍しいと思う。曲とともに歴史を更新していく。今しか聴くことができない歌詞。素晴らしい曲を書くなぁ。最後の1音が鳴り響いた時、あ、終わったと納得がいった。ライブのトリはこの曲である。


約1時間30分程だっただろうか。一曲一曲終わる度に終わるのが本当に惜しくて切ない気持ちになっていた。よく時間を忘れていつの間にか時が経ったという表現をみかける。しかし、今回に関しては逆に時間を楽しみながらあっという間にライブが終わった感触だった。実感が間違いなくあった。終わったあと、帰りの電車の中で速攻プレイリストを作った。プレイリストを聴きながらこのブログを書いた。あと、翌日体重計に乗ったら1kg近く痩せていた。ダイエットかよ。


最後に、UNISON SQUARE GARDENでライブハウスデビューをしなければよかったと心から思う。何故ならあまりにも完成度が高すぎたからである。

以前にロッキン・ライフさんの記事(UNISON SQUARE GARDENというバンドの功罪で検索してみてね)を拝見した時以上に今回、この記事が言っていた「UNISON SQUARE GARDENの功罪」を肌で感じてしまった。好きなタイミングで好きな様に音楽を楽しめるのはどんなに気持ちが楽か。頭を降っている人、体を揺らしている人、静かに聴いている人。タイミングを合わせなくていいという楽しみ方を第一に知ってしまったので他バンドをどう楽しんでいいのか逆にわからなくなってしまった。関東の人達は静かだという声も聞こえてきたがそれでも自分はかなり騒いだ方だと思う。ユニゾンでないと満足出来ない体になってしまった。何なら今でも人気のない道路でユニゾンの曲を聴いている時は軽く踊りながら歩いている次第だ。全く知らない人に踊っている所を見つかった時は本当に気まずい。だからこそ人はまた、彼らの音楽を聴きに、踊りにライブハウスへと出向いてしまうのだろう。

UNISON SQUARE GARDENっていいよな。


セットリスト
1.ラブソングは突然に 〜What is the name of that mystery?〜
2.徹頭徹尾夜な夜なドライブ
3.スノーリバース
4.シャンデリア・ワルツ
5.オリオンをなぞる
6.10% roll, 10% romance
7.5分後のスターダスト
8.僕は君になりたい
9.桜のあと (all quartets lead to the?)
10.Catch Up, latency
11.シュガーソングとビターステップ
12.プログラムcontinued