言いたいことを言ってるだけ

今の所、毎月9のつく日に更新したい。叩かれるの怖い。

ワイテルズ紹介はしてない不老不死について

このブログ記事を温めている間に続編出すなんて聞いていない。(´-`).。oO(Broooockさん誕生日おめでとうございます。

最近あるグループにハマっているんですよ。

White Tails【ワイテルズ】という実況グループなんですけど。

イクラ大好き6人実況グループのWhite Tails【ワイテルズ】です。 ワいてる連中( Nakamu、broooock、シャークん、きんとき、きりやん、スマイル )が、マイクラをはじめとした様々なゲームや、企画に挑戦していきます。
頭ワかせながら見てください。

ちなみにWhiteTailsの名前の由来ですが、
White=白
Tails =尾
WhteTails=尾も白い=面白い
という冗談じゃないほど面白くない理由でこのグループ名にしました(笑)どうぞ鼻で笑ってください。


@whitetails06
Twitterもよろしくお願いします!!
引用元:White Tails【ワイテルズ】 - YouTube

普段はMinecraftを主にその他ギャングビーツとかマリオパーティなど色々わちゃわちゃとゲームをしている6人組です。とても楽しい。チャンネル登録者数10万人突破おめでとうございます。

ワイテルズさんの何が凄いって企画力だと思うんですよね。自分は人狼RPGというコラボ企画の元ネタがワイテルズさんなんだという所からズブズブと沼に入ってしまったのですが。その他にも脱出マップとかMinecraftなのにクラフト無しで〇〇を倒すシリーズだったりトリギル、テントリーとかもおすすめ……

って話を逸らすなぁ!

さっさと本題に入りたい所なのですがとりあえずメンバー紹介の代わりにメンバーさんのTwitterの紹介文を引っ張って本題に移りたいと思います(今回はメンバー紹介が主ではないのでこの方々のことが気になった方は各人お好きなように調べてください)

  • Nakamu: ワイテルズ【@whitetails06】のひょっとこリーダー。基本的にゲームは苦手です…「NEWGAME!」が好き。"普段は優しい子"
  • きりやん: WhiteTailsの金髪
  • シャークん: WhiteTails【ワイテルズ】というグループのとっとこリーダーやってます!イラストなどは #しろっぽ を付けてツイートしてくれると見に行きます!@WhiteTails06←こっちものフォローもよろしく〜!
  • Broooock: WhiteTails/games😍いい肉の日🎂※tweets are my own
  • きんとき: WhiteTails(ワイテルズ)のきんとこリーダーやってます。グループのフォローもよろです→@WhiteTails06
  • スマイル: whitetailsのスマイルです。

ざっとこんな人達です。(イヤァー個性ガ出テルナァ)
この中でも今回はスマイルさんとNakamuさんが出演している動画についてどうしても語りたくなったので皆様、お付き合いの程よろしくお願いします。
⚠️こちらのブログ記事にはネタバレが多く含まれております。ほぼネタバレです。その為、一度動画を観てからこの記事を読むことをおすすめします。何なら記事を読んだ後に再度視聴、そのままゲーム実況動画に移動し沼ることを強く推奨しています。記事には戻ってこなくて結構です。また、本ブログはアカデミックな裏付けがされておらず、全て自分の妄想である可能性が大いにあります。
本記事はワイテルズさんと一切関係がございません。従って動画のコメント欄等、関係の無い所でこちらのことを書くのは辞めてください。また、他掲示板等にこのブログのURLを貼り付ける及びその他迷惑行為になる真似はやめてください。何か問題が発生した場合は本記事のコメント欄にお寄せ下さい。
それでは、どうぞ。

というわけでこちら「【QualiaCrisis】不老不死への探求の果てで死の定義に迫る!!」という動画です。
超絶羨ましい!!!!
こういうことを語り合える人がいてしかも自分の思想を発表出来る媒体及び環境が整っているなんて!私がすっかり諦めた(だからこうしてうだつの上がらない文章を書いているんだ)哲学的な対話をしているなんて!
いやいやいやいや、この人達ゲーム実況者なんでしょ?と思った方、詳しくはこの動画の概要欄(恐らくスマイルさん作成)を見てみてください。

人の世は夢です。見えない仕組みに動かされ、倫理の彼岸の果てを見る。 
あらゆる論理が幻想であるならまた、感情すらも支配することが可能であるということ。真理への漸近によってすべての事物から神性が失われ、世界は本質的に無価値なものとなった。科学が解き明かした魂の秘密を、人類は未だ発現できずにいる。絶対的な正しさの拠り所を、人々は虚構の中に求めるしかないのだろうか。神の似姿からゼンマイ人形へと為り果てた人間たちに救いを与えるのは何者か。罪を赦された代償に失ったものは何か。
我々はいかなる観念的枠組みをも転覆させる必要がある。遍在する自意識の臨界点!
知的好奇心の扉を開き、形而上の墓穴を穿つ、極上の見世物ここに開幕。

※この動画の内容にはアカデミックな裏付けがなされていないものがあり、全てがスマイルの妄想である可能性があります。
 本当に気になったことは自分で調べたり、信頼できる大人に聞いたりしましょう。
引用元:概要欄

とまぁ、ひねk、尖った方なんですね。元々哲学好きだというスマイルさんが企画した今回の動画なんですけどこれにはあまり触れないでおきます。本当は語りたい気持ちでいっぱいなのですがそうするとこのブログがとてつもなく長いものになってしまうのでカットします。すみません。


さて、今回のこの動画のテーマは「不老不死」です。
ざっと両者の意見をこの動画の流れに沿ってまとめながら自分の意見もちょっと挟むスタイルでいきます。(以下敬称略)
Q.不老不死は欲しいか?
スマイル:永遠に生きることは怖い。不老不死はいろんな著作物で扱われることが多いがよく聞くのは秦の始皇帝の話であったり、錬金術師が賢者の石という不老不死の薬を作ろうとした話だ。こういう話を聞いていると昔の人は化学的に不老不死を目指していたのでは?

Nakamu:欲しい。物質としての永遠なのか、生命として永遠なのか(今回は後者)はわからないけど。例えば地球が爆発しても生き続けるのか。首切られても生き続けるのか。再生能力があるのか知りたい。

自分はスマイルさんと同意見で不老不死はいらないです。もちろん永遠の命への恐怖もありますが、きちんと老いて死にたいかなと。「死ぬ」という行為への恐怖もありますが、「死」という観念への恐怖が1番なのかもしれません。小さい頃に読んだとある児童書でのやりとりなんですけど主人公が「ねぇ、なんで人って死ぬんだろうね?」と質問をするんです。それに対して人工知能のキャラクターがこう返すんですよ。

「人を愛することを教えるため、神は死をあたえるのではないでしょうか?」

このセリフの影響が結構強いのかなと思います。

Q.近代の不老不死とは?
1.冷凍保存技術
Nakamu:”不死”だけで語るなら簡単だけど”不老”が入ってくると話が難しくなる。AIと同じで「人間はどこから生きている」という問題に帰着するのではないか。例えばNakamu人工知能に移植してその”知能”として生きているのは果たしてNakamuなのか。

スマイル:人体冷凍保存という技術を現在アメリカなどの会社が実際に行っている。企業が個人と契約しているらしい。現代の法律では、生きている人間に対して冷凍保存を行ってしまうと(積極的安楽死に該当する恐れがあるので)殺人罪に該当してしまう。しかし、医師によって死亡診断書が書かれた直後にその契約にのっとって冷凍保存をする企業があるらしい。だが、ただ冷凍保存がされ続けるだけだということはいつか誰かに起こされなければならない。例えば、将来何百年後、何千年後に現代でいう不治の病の治療法が見つかったとしてその時に起こしてもらうことは可能かもしれない。その時、実際に起こしてくれるのか。契約はきちんと履行されるのか。

Nakamu:確かに未来の人にとってはメリットはない。しかし、何千年前の記憶を持ったまま眠っているのだとしたら情報を聞き出す上では貴重なのでは。そもそも、死んだ瞬間に冷凍保存をするのなら果たして生き返るのか?

そもそも未来の人が不治の病の治療法を見つけること自体は未来の人にとっても普通にメリットになるのではないかというのが自分の考えです。

例えば結核。明治時代、多くの文豪や著名人がこの病気によって死を遂げたことは結構有名な話だと思います。国を挙げて予防や治療に取り組んだ結果、死亡率は往時の100分の1にまで減少したそうです。

ということは昔の不治の病がいつ蔓延するかわからないのだから治療法や技術を開発することは未来の人にとってメリットにならないわけではないというのが自分の考えです。

さて、スマイルさんの生きている人間に対して行う冷凍保存技術の箇所に積極的安楽死にあたる恐れがあると括弧書きしました。ですので話は逸れますが安楽死について少し書かせてください。

安楽死は積極的安楽死と消極的安楽死(尊厳死)の2つに分けられます。

積極的安楽死とは死期の迫った患者に対して医者が直接投薬などで死期を早まらせることです。一方消極的安楽死とは死期が迫った患者に対して行う延命治療を患者自身が拒否した場合、措置を行わずに自然死を待つことを指します。

現在、日本では積極的安楽死は認められていません。何故なら末期の状態とはいえ死期を早めることはすなわち「殺人罪」に該当してしまうからです。また、今の日本には安楽死に関する法制度が整っていないため患者本人や近親者が安楽死を望んでも医者は延命治療を行わないという選択肢しか提案できないのが現状です。

しかし、ここで大切なのはあくまでもQOD(Quality of Death)つまり尊厳死等を望まない人には関係のない話だ、ということです。

ちなみに確か今の医学だと死亡には2種類あって「肉体的な死」と「脳死」が挙げられます。この「脳死」という状態の場合にはさらに脳の機能がまだ生存している植物状態と機能していない全脳死に分けられます。どちらの場合に陥ったとしても自らの意思は伝えることが出来ません。全て家族の判断に任せられるので消極的安楽死を選ぶのかどうかなどは事前に話し合う、或いは「意思表示カード」を携帯しておく必要があります。

(ここまでの安楽死については高校生の時に1年間だけやった生命倫理の知識なのでかなりあやふやです。ノート探したけど無くしました、先生ごめん……ここの記述に関してはノートを見つけたら書き直す可能性もあります)

というわけで自分は冷凍保存をするにしてもまずは法整備を整えるところからスタートしなければならないのではないかと思います。また、冷凍保存をしたところで仮に生き返ったとしても古事記に出てくるイザナミの様に生者として生きることはできないのではないかと思います。生き返っても一度曲がった針金が元に戻らない様に体と意志が上手く合致しないと思います。

2.クローン技術
スマイル:体中の細胞が何パーセント死んだから死亡ですってわからないじゃないか。何千年後の未来にとって今の「死」という認識は変わっている可能性だってある。したがって蘇生も可能かもしれない。しかし、あくまでも”情報源”として冷凍保存されるなら一般人は蘇生されないかもしれない。そこで(貴重な?或いは有害な?)菌を保有しどこかに隠す。その菌の居場所を知っているのは自分だけみたいなことすれば起こしてくれるかも?(おいおい、某ストレイ〇ーズ・ク〇ニクルの学君の能力みたいじゃないか笑)それともコンピューター上に意識のみアップロードして永遠に生き延びる作戦。

Nakamu:クローン技術によって人間の肉体を生成することは可能ではないか?

スマイル:例えば、Nakamuが不治の病に侵されたとして受精卵の状態で治療用のクローンを採りました。それはNakamuの成長と一緒に成長します。もしNakamuがやばくなった時のために治療用としてクローンが保存されています。脳をコピーする技術があったとしてそれをNakamuのクローンの体にインストールします。それは本物のNakamu?

Nakamu:記憶まで完璧に吸い取れるんだったらNakamuだろう。

スマイル:例えば漫画の亜〇のように首を切り取られて再生してもそれは自分なのか。その切られる直前の自分(意識)は切断された頭の中にいるわけだ。再生した頭には自分の記憶が確かに存在しているがそれは復活したことになるか?

Nakamu:意識など全てがないと思う。死を検知してから再生するんだったら体は死んでても頭は生きているかも?

亜〇の例に関して自分はその首が取れた瞬間再生した体はもうクローンの存在だと思います。アン〇ンマンだって1回頭交換している時点でもうオリジナルは消失したものだと考えています。頭が再生した体の感覚としてはAll Y〇u Need Is Killみたいに時間をリダイレクトしているような感じかもしれないですがそれはあくまでもクローン側の意識であって。オリジナルは死んでいると思います。

しかし、自分はこの考えもあるのです。ちょっとプラトンみたいに周りの理論を一切気にせず結構ぶっ飛んで気持ち悪い仮説を言いますね。

突然なんですけど魂って気体だと思うんですよ。

現在、体が動く仕組みって脳の指令が伝達して体を動かしていると考えられているわけじゃないですか。脳が伝達することで呼吸もするし、手足も動きます。そして呼吸で取り入れた酸素がヘモグロビンと結合して全身を巡って色々あって二酸化炭素を排出する(高1生物の知識だからあやふや)という感じでしたよね?自発呼吸によって酸素と二酸化炭素が体中を巡っているのなら同じように自分の魂も体に固定されているのではなく呼吸の様にちょっとずつ取り込んではちょっとずつ排出してというメカニズムにひょっとしたらなっているのかもなと思います。よく魂の重さは0.21gだって聞くじゃないですか。あれは体が呼吸していないことにより全身から魂が抜け出た状態なのかなと思います。例えば臓器移植をした方が術後性格が変わったという話があるのですが。あれも血や臓器に染み付いた魂が残った形の表れなのかなと思ってます。

実は先程述べた脳死の内の「全脳死」という状態も脳幹を含む機能が停止した自発呼吸が出来なくなってしまうのです。その場合は1週間以内にお亡くなりになってしまうんです。決して空気送れば助かるという訳では無いので。ですのでそう考えると脳の働きと体は今考えられている仮説以上に密接な関係にあるのかもしれません。あるのかな、いや、どうだろう。

結論は自分の全身に血が巡っているのと同じように自分の魂が巡っているわけなのだからつまり首がぶっ飛んで再生されようがそれはきっとオリジナルの”私”ではあるのかもしれませんね、ということです。では、続きをどうぞ。

スマイル:それってさっきNakamuがいいって言ってたクローンと同じ原理で。クローンに意識のコピーを移植したとしてオリジナルにはまだ若干意識が残っているわけで。その死にそうなオリジナルを処分することってつまり「死」なのでは?自分と同じ記憶を持った別の人間が生きているだけなのでは?(だからクローンは)嫌なんだけど。例えば自分が寝ている間にコピー採られてクローンに移植されてて朝、起きた時に昨日寝ていたところと同じ場所で起きたとする。これ死んでるけど全然死んでないし勝手にやられてるから拒否権ないじゃん。

Nakamu:(その説明を聞いても)別に嫌じゃないんだよな。基本的に楽しく生きて入れればいい人なの。日々の効用が最大化されるように生きているから。

スマイル:じゃあ、Nakamuがさっきの超ヤバイ状態だとして医者が「Nakamuの頭の中をコピーしました!後でアップロードしとくから!じゃ!」って殺されたらそれ、いい?騙されてるかもしれないじゃん。

Nakamu:契約を順序だててするべきなんじゃないの。

スマイル:その時点で死んでるってことだと思うけど。自分と全く同じ記憶を持った別の人間が生きているってことだと思う。

Nakamu:結局、この考え方、この価値観、この五感を持っている人が自分だと思うから。その感覚がまるっきりコピーされるんであったらそれは自分だと思う。過去の肉体がどうなろうがそこの感覚や意識がコピーされるのだったらそれが自分かな。自分の体は自分のものだけどあんまりそう思ってなくてこの五感、この意識を持ち合わせているこの体が自分だと思う。

その復活の契約が履行されるかどうかって結局オリジナルの意識としては永遠にわからないしその時点で商売として成立しちゃっていることに疑問を感じます。私は冷凍保存をしても生き返らない、仮に生き返っても上手く人間として機能しないという考えなので保証のない契約が商売になっていることに恐怖すら覚えています。

先程の頭が吹っ飛んで再生したらという例えに戻るんですけどプラナリアって動物いるじゃないですか。体をいくつに分断しても1つの個体として分身(?)する生物として有名ですよね。その再生能力がもし人間にも備えることが可能になってしまったら。
……これ以上は怖いので考えるのをやめますね。

3.生存本能
スマイル:(Nakamuの考えだと)1回自分の遺伝情報をコピーしちゃえば死んでもいいってことにならない?無敵じゃん。だけど実際その時期になったら君は死を恐れるはずだ。

Nakamu:前例があるならクローンにコピーされてもいいよ。絶対死ぬことが確定してる状態ならば最初の一例としてやってくれてもいい。

スマイル:ということはそういう自分は確実に死ぬという合理的な状況になったら人間は死を恐れなくなるということ?

Nakamu:その技術が進んでくるんだったら生への定義はもうちょっと変わってくるはずだから。それが教育の中に組み込まれていくのならスマイルの様な考えを持つ人は減るはず。

スマイル:死への恐怖はそういう理性的なものではないと思うけどね。本能的なものだと思う。死への恐怖を生み出しているのは遺伝子だけどもし、このクローン技術ができちゃえば自分が死んでも自分と全く同じ遺伝子が残るから死への恐怖は無くなるだろう。でも遺伝子はそんなクローン技術が存在してるなんて知らないんだよ。だからどれだけ人間が理性的に復活を認識しても遺伝子は体にしがみついているわけだから死への恐怖はぬぐえない。本能を抑えれるほどの理性はあるのか。

Nakamu:死を恐れててもやるかやらないかじゃない。一度きりの人生だしそう考えるとこの意識この価値観をもって生き続けたいと思う。

ここでハンセン病患者への研究で有名な精神科医神谷美恵子さんの言葉を引用します。

死をほんとうに自分の生の中にとりこんだ人は、かえってたいへん明るいのだ
引用元:人間をみつめて

確かにこの言葉をみるとNakamuさんの言う通り自分が確実に死ぬという状況になったら人は死を認めるのかもしれません。しかし、考えてみてください。例えば皆さんがどこかに出かける時、あそこに行こうとか理由があって出かけることが多いですよね。でも、常に死を認識して出かけている訳では無い。常に死は自分の日常に寄り添っているというのに。ひょっとしたら車に引かれるかもしれない。ひょっとしたら無差別殺人に巻き込まれるかもしれない。死の可能性は無限大なのです。そう考えると死を自分の生の中に取り込むことなんて出来る時間は私達の人生に与えられていないのかもしれません。

~まとめ~
☆コピーされた人格は自分と言えるか?
スマイルの考え:記憶が同じでも違う人間だ。
Nakamuの考え:記憶さえ同じであれば同じ人間だ。

☆不老不死をどう獲得するか?
スマイルの考え:あるサーバー(例えばTwitter)のそのアカウントでの言動は人格をある側面から見たものと言える。逆算すればそのアカウントの意識なるものをなんとなく再現できる=bot化。そのサーバーが死なない限り、もう既にサーバー上で不老不死を獲得しているのではないか?
Nakamuの考え:誰とも接せずに生きてる人はほぼいないので他者の記憶に残っている限りは生き続ける。

結論:ワイテルズをもっと布教しよう

なんじゃそりゃー笑!
今回の主な着眼点は「不死」って所に置いてましたね。クローンの体の例をとっても自分の成長と共に成長しちゃっていたので。どこでクローンの「成長の最高到達点」を定めるのか、或いはその死にかけていて自分の意識コピーをクローンに移植する時点で成長(或いは退化)をストップさせるのか、また、肉体的な老化だけでなく精神的な老化にはどうすればよいのか、とか案はちょっと考えてみたんですけどやはり「不老」についてはなかなか難しい所ですよね。遺伝子へのしがらみを軸として話していたのかなという印象を受けました。

自分もNakamuさんと同じく今が楽しければそれでいいという刹那的快楽主義者なのでこの肉体を大切にしているというよりは自分の思考を大切にしているなと思います。

少し話は飛びますが途中のクローンの話は「テセウスの船」の様だという印象を受けた方がいらっしゃると思います。しかし、自分はテセウスの船とはほんの少し違うなとも思います。なぜならあれは朽ちたパーツを置き換えて「果たしてこれは同じ船なのか?」と問うている訳ですよね。しかし、こちらは「意識」という中身を別の体に移し替えただけなのです。

水で例えてみましょうか。コップに水道水を注ぎ入れたとします。その時にそのコップにヒビが入っていることに貴方は気づきました。そうしたら別のコップに入れ替えますよね。(自分はそのまま気にせず飲んじゃうんですけど今回は例えなんで)

この例えの場合、水はあなたの意識(コピーかもしれないけど)でヒビ割れたコップは死にかけの貴方で移し替えたコップはクローンの体です。そう考えたら自分の大切にしている部分は「水」なのかなと思いました。

またそもそもの「死」そのものの認識・定義についても気になりました。佐伯啓思さんの著書「死と生」の中にそのヒントになりそうなことが書いてあったので引用します。

「君は、死ぬということで、自分の周りの世界が消え去ってしまう、という感じをもちますか。それとも自分が消えてしまう、という感じですか」
引用元:死と生

今回の話にも「死」の認識について少し議論がありましたよね。Nakamuさんの考えは、自分が死ねば世界は無くなるという主観主義でスマイルさんは自分が世界から退出するという客観主義の様なイメージを持ちました。全く正反対のお2人の意見は面白いですね。「私の死」を「私」から見るのか「世界」から見るのかで「不老不死」という定義もまた変わっていきそうです。

私の考えとしては例えどんなに人間が文明を築いても死の前には全て無に帰します。私達は「生」の立場からしか「死」を語ることは出来ません。つまり「死」について語ることは「生」を否定することしか出来ないのです。どんなに「死」を知りたくても「死に方」は模索出来ても、「死」は誰のものでもなく普遍的なのです。つまり、死は私のものでも世界のものでもなく「無」なのではないかと思います。

ところで、最後のスマイルさんのまとめについてこのブログを書いている途中、こんなWeb記事が飛び込んできました。

 米Twitterが、アクティブではないアカウントの所有者に対し、12月11日までにログインしないとアカウントを削除するという警告メールを送っていると、米The Vergeなどのメディアが11月26日(現地時間)に報じた。Twitterがそれを認める声明文を各メディアに送っている。(中略)休眠アカウントの削除は、亡くなったユーザーのアカウントにも影響する。
引用元: Twitter、休眠アカウント削除へ 対象アカウントに12月11日までにログインするよう警告 - ITmedia NEWS

このニュースによると使わなくなったアカウントだけでなく亡くなったユーザーのアカウントまでも削除されるそうですね。まぁ、このニュースの翌日、一旦この計画を保留にするニュースも入ったのでよかったわけですが。

人間の生きた証すらテクノロジーによって殺される時代が来たな、というのが私の第1の感想でした。そうなるとSNSアカウントの保持による不老不死の獲得も難しくなってしまうのでしょうか。それともFacebookの様に死後のアカウントの管理人が必要となってくるのでしょうか。また、思考をbotとして保管していても人間の様に「思考を高める」ことは可能になるのでしょうか。例えば、確かにAIには学習機能が備わっています。しかし、仮にある人間の思考を''全て''教えたとして果たしてそのAIはその人として''思考''することは可能なのでしょうか。AIは人間の道具でしかないのだというのが私の考えです。
(´-`).。oO(星新一の作品みたいな話になってきたなぁ。

話は戻りますが、かなり前の記事(「魔術」 著:芥川龍之介 感想 - 言いたいことを言ってるだけ)でも書いたことなんですけど自分は「欲」によって生かされているのではないかという考えです。もし、「死」への恐怖がなかったら今頃多分自殺してます。だって極論言ってしまえば簡単に死ねるなら「うわー、数学のテストで75点取っちゃった。マジ無理飛び降りよう」って教室から飛び降りることだって出来ちゃいますよね。

自分は学生時代に模試で数学2点とったことあるんですけど(笑えない)。それでも死んでいないのって「死ぬのが怖い」という感情に由来しているからだと思うんですよね。で、その感情って睡眠欲であったり食欲だったり……という所に繋がると思うんですよ。つまり生きるために欲を満たしているってことです。しかし、欲を満たしても明日が来るだけなんですよ。なぜ、人間は欲を満たさなくてはいけないのか。それは、人間の動物本来の遺伝子に由来すると思うんですよね。だからこそ、生命科学は発展し、生命活動をできるだけ延長して寿命を延ばすことで不老不死の夢を追いかけるのでしょう。

まぁ、つまり何が言いたいかって言うとこういうことです。

結論: 「最も多く生きた人は、最も長く生きた人ではなく生きていることを最も多く感じた人である」
byルソー
ということなので今を生きる方が楽しい。
(´-`).。oO(結局は偉人任せかい!

蛇足
まさかこの記事出す前に続編出るとは思わないでしょ。この記事は一応最初の動画が出た日に書き始めたんですけどね。悲しいかな、1ヶ月以上経ってました。というか、展開に悩みました。自分の意見をどう入れ込んでいったらいいのだろうか、そもそも一素人の自分が語ってもいいのだろうか、とか。

悩んだ結果、自分が触れてきた知識や言葉と共に展開していこうという形式にしました(正確にはこの記事のために読んだ資料もあるなんて言えない) 。論文かな。なのでかなーり長いブログになってしまいました。

あと、お二人のセリフの書き方(?)について気になった方がもしかしたらいらっしゃると思うので説明します。今回はメモ書きみたいな感じで書いていったので違和感が生まれたのだと思います。さすがに全てのセリフ一言一句間違わずなんて無理だし逆に読みづらいなって思ったのでちょいちょい端折りました。また、Nakamuさんの名前の表記についてですが。例えの中で出てきたNakamuさんは文章の中で分かりやすいように不確定な存在(例えばコピー後の人格など)だった時にはあえてイメージカラーを付けませんでした。

正直、読みづらいことこの上ないんですけどまた、続編の動画についても語れたらいいなと思います!
(´-`).。oO(私、理系科目高1で終わっているのにいけるかな。

最後まで読んでくださってありがとうございました!ですが、一つだけ言わせてください!

ワイテルズはいいぞ!!!!!!


~参考サイト~
〇ワイテルズYouTube channel
White Tails【ワイテルズ】 - YouTube
〇ワイテルズ公式Twitter
White Tails【ワイテルズ】 (@whitetails06) on Twitter
〇公益財団法人結核予防会
結核について | 公益財団法人結核予防会
ITmedia NEWS
Twitter、休眠アカウント削除へ 対象アカウントに12月11日までにログインするよう警告 - ITmedia NEWS
〇言いたいことを言っているだけ
「魔術」 著:芥川龍之介 感想 - 言いたいことを言ってるだけ

~参考資料~
神谷美恵子「人間をみつめて」みすず書房、2004年

人間をみつめて (神谷美恵子コレクション)

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  • メディア: 単行本(ソフトカバー)