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今の所、毎月9のつく日に更新したい。叩かれるの怖い。

中国語検定準4級に1ヶ月半で合格した話

大家好〜!

すみません、調子に乗りました。

どうも、私です。

この度、3月28日にあった第102回の中国語検定準4級の試験に合格したのですが。

なんと勉強期間たった1ヶ月半で合格したため合格体験記を書こうと思い立ちました。

合格証書はこちらです。

と見せたいところですが残念ながら今日(2021/03/28)自己採点しただけなので後日改めてこの記事に掲載したいと思います。

追記(2021/04/20):合格してました。
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まぁ、言ってしまえば高得点を取りたい方にはあまり当記事をおすすめしませんが、とりあえず合格したいと思っていらっしゃる方向けに書いていきます。

先に言っておくと「Duolingo」と「Hello Talk」は強いということを念頭に置いてください。

さて、こういうのってなんか大体怪しい感じがしてよくダラダラと前置きしているイメージがありますが。

私は決して怪しい者ではないので。

それに話を長々としてもしょうがないので早速タイトルにある通り「中国語検定準4級に1ヶ月半で受かった話」をしていこうと思います。

いくつか章立てしていくので読みたい所だけ読んでください。

それではどうぞ!

目次

筆者のスペック

まず、こういう体験記系で1番大事なのはこれでしょ!!!!

私は受験生時代こういうのにむちゃくちゃ騙されていましたね。

「偏差値36から30上げて志望校に合格しました!」

とか言うからなんだと思ってその合格体験記読んだら偏差値68の高校の期末テストで学内偏差値36を取っちゃったってだけだったりね!!

……という恨み辛みは置いておいて。

私が中国語検定準4級を受けようと決意した時のスペックをこれから正直に書いていきます。

私が受検を決意した当時のスペックですが大学の第2外国語で1年間中国語を週に1回学んだ後です。

ただし、単位はどうだったかと言うと前期はA評価だったのですが後期はその頃、結果が出ていませんでした。(その後、結果はA評価だったんですけどね)

前期・後期で中国語の先生が異なっていたのですが前期の先生はかなり緩い中国の方で後期の先生はキツめの中国の方でした。

後期の先生とはとにかく相性が悪かったせいか自習は全くやらず、単位欲しさに提出物だけちゃんとやるという典型的な真面目系クズでした。

中国語検定準4級を受けようと決意した直後に中国語検定のHPに掲載されている過去問の大問3だけ解いてみたのですが結果はこちら。
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問題形式については後で詳しく記述しますが点数で言うと22/30ですね。

……ちょっとここでブラウザバックするのはお辞め下さい!!(点数伸びてないやんとか言わないで……)

これ一見すると良さそうに見えますがかなり致命的な結果なのです!

どういう風に致命的かと言いますと。

まず、大問3は全部で15問あり、その内、(1)~(5)までがその言葉のピンイン(厳密には違うけど簡単に言うと日本語でいう読み仮名を答える問題)で残りの(6)~(15)は空欄補充の問題です。

さて、上の画像をご覧下さい。私は一体何を間違えているのでしょうか。

分かりづらいかもしれませんが1と2と4と5問目を間違えています。

これ、全てピンインを答える問題です。

じゃあ、拼音を覚えればいいのか〜で済めばいいのですが。

察しの良い方はもうわかりましたね。

そうです。私は中国語を読めはするがどう発音するのか分からない典型的な日本人外国語学習者なのです!!

発音が分からないというのはつまり中国語を聴くことが出来ないという訳です。

いやぁ、まいった。

この後、一応自分がなぜ中国語検定準4級を受けようと決意したのか軽く書きますが興味のない方はそこ飛ばして問題形式の所に行ってください。

私、結構崖っぷちの所からスタートしているんですよ、実は。

だって、中国語検定の半分はリスニングなんだもん。

受けたきっかけ

大学の第二外国語に中国語を選んだきっかけは巻き舌が出来なくて殆どの外国語を発音できず消去法で選んだという割とネガティブな理由です。

しかし、学んでみるとそれなりに楽しいんですよね。

文法は英語に近い感じで取っ付きやすいし。(例えば主語+動詞+目的語が基本的な文型の所だったり)

かと言えば漢字が日本語と同じ意味の物があるから「あぁ、日本語の祖先だなー」とシンパシーを感じたり。

以前から中国語検定受けてみたいなという思いはありました。(HSKとちょっと迷いましたがHSKは1級と2級が中国語検定準4級より難易度が易しいらしいから準4級落ちたら受けようと思ってました)

ただ、後期の先生のせい(?)で中国語が一時期嫌いになってしまい、そのまま中国語から遠ざかってました。

ところがある日、YouTubeで動画を観ていたらその字幕が中国語だったんですよ。

「この字幕読んでみたいなー」

これがきっかけです。

それ日本語の動画だったのですがその動画の字幕を読みたいがために中国語検定受けようと思うというね。

割と阿呆な理由でした。

次は中国語検定そのもののお話をしていこうと思います。

あとついでに合格体験記書こうと思ったきっかけは単純にネットで検索しても見つからなかったためです。

需要あるのでは?という。

問題形式

さて、ここからは中国語検定の内容そのものに入ろうと思います。

問題は全部で45問あり、リスニングが大問2題の25問、筆記が大問2題の20問の構成となっております。

リスニングの大問1が発音された音声のピンインを答える問題が5問、表記されているピンインと同じ音声を選ぶ問題が5問、表記されている日本語の単語を中国語で表している音声を選ぶ問題が5問の計15問です。

そして、リスニングの大問2が表記されている日本語を中国語で言い表している音声を選ぶ問題が5問、シチュエーションに合わせた中国語を答える問題が5問の計10問です。

次に筆記は大問3と4という風にリスニングから連続して繋がっているのでその通りに説明します。

大問3は表記されている中国語の単語のピンインを答える問題が5問、穴埋めが5問、並べ替え問題が5問の計15問です。

最後に大問4は下線部の日本語を中国語で書く問題が5問です。

基本的には一番初歩的な級なので文法よりも単語の理解が求められているという印象です。

私は中国語初学者なのでピンインの理解が一番大変でした。

私が中国語を勉強してみて感じたのはピンインを理解する力を身につけるにはたくさん「聞く」よりもたくさん「書く」ことが大事なのかもしれないということです。

どういうことかは勉強法の章をご覧下さい。

テキスト

本のテキストはこちらを利用していました

CD2枚付 改訂版 合格奪取! 中国語検定 準4級 トレーニングブック

CD2枚付 改訂版 合格奪取! 中国語検定 準4級 トレーニングブック

  • 作者:戴暁旬
  • 発売日: 2016/10/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

主に書き取りの対策や問題演習のために使用していました。

ただ、問題演習としてはかなり優秀なのですが時間がない方は過去問を繰り返し解いた方がコスパが高い気がしました。

なぜなら過去問から同じ問題が出ることが多かったからです。

私が受けた回の書き取りは5問中4問が過去に出た問題でした。

また、その他全ての筆記問題にも過去に出た問題が出ていました。

リスニングは過去問を解いたことがないのでわかりません。

まとめると基本的には過去問を繰り返し解いた方がいいが、きちんと学んで受かりたいという方にはこのテキストがおすすめだということです。

次に、私は中国語の勉強のために主に2つのアプリを使用していました。

「Duolingo」と「Hello talk」です。
‎「Duolingoで英会話-英語のリスニングや英単語の練習」をApp Storeで

‎「HelloTalkハロートーク- 英語韓国語、選べる学習言語」をApp Storeで

次章ではこの2つのアプリの使用方法などについて説明します。

勉強法

最初に「Duolingo」について説明します。
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画像の様にいくつか章立てがされています。

一つ的が割れているものがありますが、これは最後に解いてから時間がだいぶ経ったから解きなおそうという合図です。

これがとても便利なんですよ。

やり方は単純に問題を解き進めるだけでいいのですが。

経験値がどんどん溜まっていくのでとても楽しい。

リーグ制でランダムに選出された人達と1週間で貯めた経験値を競い、1週間で10位以内に入れば次のリーグに進みます。

ライバルと競い合うことでやる気が出てきます。

詳しい問題については実際にアプリをインストールしてほしいのですがこのアプリで解いた問題がそのまま試験のリスニング問題で出てきたので本当に役立ちます。

リスニングはこのアプリで対策したようなものです。

次に「Hello talk」について説明します。

最初に注意点をいくつかお知らせします。

第一に実際に人とチャットで会話をするアプリなので出会い目的の人が多いです。

私は当初、性別と年齢を公開していたのですが話しかけてくる人たちが男性ばかりでした。

Hello talkの親切な友人が年齢を非公開にすることが出来るよと教えてくれたおかげで今は少し落ち着いていますが、それでもまだ時々出会い目的の人に話しかけられます。

ですので、できれば年齢を非公開にするか或いは男性として利用した方がいいです。

また、恋愛目的ではないということを自己紹介欄などではっきり示してください。

Hello talkは電話で会話することもできますが、なるべく人を選んだ方がいいです。

自己紹介の欄にこう書いた方がいいよという定型文を友人が作ってくれたのでHello talkを利用する際には良ければコピペしてみてください。

「我刚开始中文。我不是来找男/女(ここはあなたの性別に合わせて変えてください)朋友的。我不是来谈恋爱的。我想和你们互相学习。」
(Wǒ gāng kāishǐ zhōngwén。Wǒ bùshì lái zhǎo nán/nǔ(ここの声調ミスってますが変換出来ませんでした。すみません) péngyǒu de。Wǒ bùshì lái tán liàn ài de。Wǒ xiǎng hé mǐmen hù xiàng xuéxi。)

次に事前に翻訳アプリ(キーボード)をダウンロードしておいた方がいいということです。

Hello talkには翻訳機能があるのですが回数制限があり、有料会員でないと無制限に使用することが出来ません。

そのため事前に翻訳アプリをインストールしておいた方がいいです。

私は翻訳アプリとしてGboardを利用していますが、翻訳アプリはキーボードのやつならなんでもいいと思います。

結局、翻訳アプリの翻訳が間違っていたら相手が教えてくれるので。

また、翻訳アプリが訳のわからない翻訳をすることがあるので中国語に翻訳した後、日本語でもチャットを送った方がスムーズに会話が進みます。

そうしたら相手が翻訳機を使って翻訳したものを理解してくれると思います。

最後に全員に返信する必要はないということを覚えてもらいたいです。

何せ中国の人口って日本の十何倍もあるのでもちろん利用している人も多いです。

そのため、本当に玉石混合なので相手を選んだ方がいいです。

返信する基準を自分の中に設けておいた方がいいです。

例えば私なら原則として女の子しか返信しないと決めています。(それでも本当たまにネカマを引いちゃう時がありますが)

私は全員に返信していた時に仲良くなった男の子とは今でも話しますが、出会い目的の男性といくつかトラブルが発生してからは男性にはフォロバすら返してないです。

Hello talkはチャット形式なので会話は基本テキストです。

そのため、私はキーボードをピンイン入力にしていました。

キーボードをピンイン入力にする方法はググってください。

これが実は筆記のみならずリスニング対策になっていたなと今ならひしひしと感じます。

というのもピンインで入力するので自然と中国語の単語を読み方を覚えちゃうんですよ。

但し、声調はわからないので声調を問われると普通に間違えてしまうんですけど。

発音をすることはまだ少し苦手なのですがピンインを入力することでどう読むのかというのがかなり理解できたので何となく単語のイメージを掴むことが出来ました。

何よりもHello talkは自分が学びたい言語を母国語とする人と直接会話が出来るのでガチの国際交流ができます。

Hello talkでは嫌な思いをすることがありましたが、トラブルにもきちんと対処できる程度のリテラシーがあれば楽しく言語を学べるいいアプリだと思います。

まとめ

いかがでしたか?

まとめとしてはDuolingoで基礎を固めてHello talkで実践して過去問を繰り返し解けば受かるよということでした。

参考になるかどうかはわかりませんが、こんな感じで私は中国語検定準4級に合格しました。

実はリスニングがたったの2問間違いだったんですよね。

筆記対策の方に比重をかけていたつもりでしたがこうして書いてみるとリスニングが自然と強化されていたんだなと思いました。

おまけですが、友人がいくつか初学者用に質問する際の定型文を用意してくれたので活用してみてください。

それでは、さようなら~。

☆質問の仕方☆
①言葉の意味がわからない時
「”?”的意思是什么?」
(''?''de yīshī shī shénme?)

②単語Aと単語Bの意味の違いがわからない時
「”A"和”B"有什么区别?」
(''A'' hé ''B'' yǒu shénme qúbié?)
「”A"和”B"的区别是什么?」
(''A'' hé ''B'' de qūbié shī shénme?)

③自分が正しいかどうかわからない時
「对不对?」(Dùi bu dùi?)⇒〇对 ×不对
「错没错?」(Cuò méi cuò?)⇒〇没错 ×错

④この言い方が正しいかどうかわからない時
「我可以说”?”吗?」
(Wǒ kěyǐ shuō ''?'' ma?)